頤和園とは
北京市中心部の西北約15kmに位置する清代の離宮で、現在は公園となっている。 290ヘクタールの広大な敷地には小山や人工湖が広がり、多くの建物が点在する。 清の第6代乾隆帝の時代に造園され、第2次アヘン戦争の際、英仏軍に焼き払われた後、西太后によって再建された。 1900年の義和団事件で、八カ国連合軍に略奪されたが、再び西太后によって一部のみ修復され、現在に至っている。 中国で最大規模の皇室庭園です。
入口の近くには庭園が飛び込んでくる。
巨岩が芸術になっているのは日本では見かけない光景です。

長さ728m、273間で、頤和園内で最も有名な回廊。
清晏舫は、一般には石を掘ってつくられたので、石舫と言われている。ただし清代に乾隆帝が石舫を造ったときは、さらに政治的な意味を持っていた。彼は唐の魏征の言うところ『水はよく船を乗せ、また船を覆す』という言葉を引用し、絶対に沈まない石舫を造った。つまり清朝の政治も覆らずという象徴とした石舫を建造した。
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