
気付けば…20年通っている「神座」
ミナミを代表するラーメン店として、「神座」と「金龍」があげられます。
「神座」の醤油ベースか?or 「金龍」のトンコツか?
どちらが好みか?は、大阪人でも賛否両論ですよね!?
九州出身の私にとっては、「金龍」のトンコツは、美味しいとは感じません。
年齢での「トンコツ」のコッテリ感の評価が下がっているのも理由ですが…。
それと比較すると「神座」は、
深夜の終電を逃しても「一杯食べていこうかぁ~」と深夜食にも最適。

おいしいらーめん
初めて高校1年のときに食べたときは、
「なんだこれ?鍋やん!」と言ったのを覚えています。
野菜がたくさん入って、肉汁が浮いている醤油ベース。
でも「1度目より2度目、2度目より3度目…」
次第においしいと感じていきます!というキャッチコピーどおり、
なんかミナミに行くと、神座食べて帰ろうかな。
そんな気分になります。
「神座」創業時の話
1986年07月19日、神座大阪1号店「道頓堀店 神座」開店 。
開店当初は、わずか4坪9席だった道頓堀店から始まり、
噂を聞きつけたお客様が列をなし、1年後には1日500杯を売り上げる店へと成長。
92年4月には店舗を拡張、97年頃からミナミでの店舗数も増加。
03年に東京進出。全国から来店する熱狂的ファンで賑わっています。
今や年商40億円(2008年4月)に。
そんな神座も開業当時は、銀行からの資金援助に苦労したそうです。
銀行に数回頭を下げ、銀行に通い詰めて、
自分の味を信じて、銀行員を説き伏せたとか…。
(あくまで、私の通う経営学校で聞いた話ですが…)

神座こだわり
開店時の苦労を乗り越え、自身の計画を貫く信念
自分が信じるビジネスプランで周囲を説得するには、それ相応の事業計画を準備しないといけません。
この不況の世の中、昔よりとくに銀行やファンドは、事前の貯金(資本金)や事業への評価が厳しいことは確かですね。
ただ代表である自身が諦めたら終わり。
自身の商品に、誰よりも社長自身が第1号のファンとなり、
熱意と信念を持ち続けた人にのみ、
その代表の姿勢に共感したスタッフが増え、
商品を愛してくれるファン(お客様)が増えていく…。
収益は、その後に生まれるのだと信じてやみません。