【2010秋・関西-5th】『東福寺』 枯山水庭と通天橋の楓・紅葉!“和”芸術を観賞

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さぁ東福寺に到着

東福寺のバス停から山道を徒歩10分程登っていくと東福寺に到着。
紅葉の景観が最高なので、かなりの人混み。

ここの名物は、「方丈」にある庭と、「通天橋」からみる紅葉。
それぞれ別料金で有料ですが、絶対見なければ…損だと思います。
敷地内も広く、ゆっくり見て回って約2時間。

東福寺の名は、摂政九条道家が奈良の東大寺の「東」と、興福寺の「福」の字からとったそうです。
相次ぐ火災で大部分を焼失、その後、復興などを得て、現在の状態があるようですが、
こうして拝観できるのは、昔の方々の努力が受け継がれてこそですね。

東福寺の通天橋と紅葉

東福寺の通天橋と紅葉


【東福寺】
アクセス: 京都市営バス207号系統「東福寺」下車
拝観料 通天橋・開山堂拝観料 400円(小中学生300円)方丈八相庭園拝観料400円(小中学生 300円)
拝観時間 9:00~16:00(受付は30分前迄)秋の特別拝観中は 8:30~16:30(受付は16:00まで)
住所 〒605-0981 京都府京都市東山区本町15丁目778 電話 075-561-0087

東福寺本殿

東福寺本殿

東福寺周辺の建造物

東福寺周辺の建造物

『方丈』館で庭園満喫

禅宗の方丈の中で、四周に庭園をめぐらせたものは唯一ここだけ。
1938(昭和13)年、重森三玲氏が作庭したらしく、八相の庭と命名され、近代禅宗庭園の代表として広く世界各国に紹介されています。

方丈北庭

方丈の北にある市松の庭。
パンフレットや観光本にも掲載される部分ですね。
作庭以前に南の御下賜門内に敷かれていた石を市松模様に配置したものらしく、サツキの丸刈り、苔地の妙が調和するという、南庭の石主体の庭とは作風が異なり、色彩感あふれる空間ですね。

方丈の北にある市松の庭

方丈の北にある市松の庭

方丈南庭

画像下が「方丈南庭」とさる210坪(693平方メートル)の広い庭。
東西に細長い地割に、4島に見立てた巨石と、砂紋による荒海の表現に加え、西方に五山を築山として大和絵風にあらわし、神仙境を表現しています。

鎌倉時代の質実剛健な風格を基調に、近代芸術の抽象的構成をとり込んだ枯山水式庭園です。
私は、枯山水を初めて見たので、庭に腰掛けて、ボーっと眺めた後、写真を撮っていました。
カメラレンズ越しに見ても芸術感が高まり、写真を撮っていて楽しい気分になります。

枯山水式庭園

枯山水式庭園

近代芸術の抽象的構成をとり込んだ枯山水式庭園

近代芸術の抽象的構成をとり込んだ枯山水式庭園

方丈東庭

東庭の北斗の庭は、柱石を利用して北斗七星を構成し、雲文様地割で小宇宙空間を表現されています。
柱石のくぼみに、硬貨を投げて「穴に入ったぁ~!」と声をあげる人が多くいましたね。

東庭の北斗の庭

東庭の北斗の庭

『通天橋』

天橋の楓

1380(天授6)年、仏殿から開山堂に至る渓谷に架けられた橋廊です。
聖一国師が通天と名付けたそうです。

一帯に繁る楓は俗に通天紅葉と呼ばれ、宋国より渡来したもの。
葉は三つに分かれ、黄金色に染まるのが特徴で、約2000本。
古来より僧や文人墨客の吟詠をさそった通天橋からの渓谷美、通天橋の春夏秋冬は、今もなお、訪れるものの心を洗い清めてくれるようです。

愛染堂

丹塗りの八角小円堂です。
唐様を主とした鎌倉末期風の優雅さをもって現存する貴重な遺構。
内部は瓦敷、鏡天井とし、須弥壇上に宝塔形の厨子を置き、愛染明王を祀ります。
外観の色合いが、私は、書道の先生が修正で使う墨汁に見えてしまうんですよね(苦笑)
紅葉や樹木の中で八角小円堂は、景観的にも合っています。

丹塗りの八角小円堂

丹塗りの八角小円堂

『通天橋の紅葉』 地元の方も毎年行きたくなる!?

通天橋の紅葉

通天橋の紅葉

係員 「橋の上でカメラ撮影で立ち止まらないで下さい!進んだ後でも見れますから」
と誘導アナウンスは聞こえるものの、

私 「この絶景を見れば、立ち止まって撮りたくでしょ」
私 「今の角度でも撮りたいし、後で違う角度でも撮りたい」
 と思います。

もちろん、かなりの枚数の写真を撮りました。
橋の中央付近では、撮影するだけでも行列待ち。

東寺で出会ったおばさんとの会話を思い出してました。
京都地元のおばさん 「昨日、東福寺に行って通天橋みてきたのよ。毎年行ってるのよ」

いや~その意味が、充分理解できました。

なかなか写真や文章で感動を伝えるのは難しいですが、
私「通天橋の紅葉は、人生で1度見るべきだわ!」

題『楓じゅうたん』…落ち葉の黄色と赤の境に美を感じました

題『楓じゅうたん』…落ち葉の黄色と赤の境に美を感じました

題『楓の衣替え』…緑葉、黄葉、紅葉が混在

題『楓の衣替え』…緑葉、黄葉、紅葉が混在

『開山堂』 正面右に対象に庭園

開山堂

通天橋を渡って至る、別名『常楽庵』

もとの建物は1819(文政2)年に焼失し、1823年(同6年)、一条忠良によって再建されました。
屋上に閣を持つ類例を見ない開山堂です。

祀堂におられる開山国師像を前に、皆様、お参り。
上層伝衣閣は正面三間、内部左右いっぱいに壇を設け、中央に阿弥陀、右に薬師、左に布袋像を祀ります。

正面右に対象に庭園『開山堂』

正面右に対象に庭園『開山堂』

開山堂庭園

開山堂庭園

開山堂庭園

この縁から見る庭園は、四辺の眺望を借景にして格別だそうですが、
中に入れず残念。見てみたかったですね。(画像右は、参考画像)

開山堂を入り参道を歩くと、右手に植木園と左手に枯山水。
同じ庭でも、参道を境に右と左の景色が違うのに驚きつつ。

植木園が陸を現し、枯山水が池。
大きな木が島といった構図なのでしょうか。

【枯山水の説明文引用】
枯山水は約百坪(330平方メートル)の平庭式で市松の砂紋をつけ、鶴島、亀島を象った石組を配して蓬莢山水をあらわし、対面の池庭は築山風、池中に亀島をつくり枯滝。

禅院式と武家書院式とを調和させた江戸中期の代表的な名園。

私 「いや~和の芸術性と季節感を、感じるお寺でした」
私 「日本人も、外人さんも、京都好きになるのがわかります」

さぁ次は、東福寺より登った泉湧寺に向かいます。

(続きは次回ブログにて)

訪問先情報

地 図

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